サイン。

2005年4月10日 一部。
 少しだけでいい。
 微かに体温を感じられるだけでいいんだ。
 そこに居るという存在を確かめたくて。

 抱きしめたり、手をつないだりじゃなくて。
 手を重ねるだけで、少し寄りかかったりするだけで。
 小指一本程でいいんだ。

 それだけで、何物にも変え難い安堵を得ることができた。

コメント