謝罪は必ずしも解決に導かれるものではない。

 好き嫌いからではなく、
 優劣の差で個人を厭う人間が嫌いだ。

慫慂。

2006年5月5日 一部。
 目を開けて生きるのに疲れたよ。

番。

2006年5月1日 一部。
 植え込みに隠れる小鳥のように、
 姿隠して、人目忍んで逢引しましょ。

 泣きたい理由は、独りだからなんかじゃなくて。
 誰かに声をかけることもできないことを、
 それをとても悲しく寂しいことだと思うから。

展望。

2006年4月18日 一部。
 起こりうることを悲しむと呼ばないで、
 出来うることを希望と付けよう。

白線。

2006年3月29日 一部。
 逃避から一歩外れただけで、
 こんなにも世界が変わってしまう。

 どうしようもなく哀しくて、
 どうしようもなく馬鹿馬鹿しくて、
 途方も無く孤独を感じた。

白題。

2006年3月25日 一部。
 声色の隅。

幸せの具現。

2006年3月24日 一部。
 確かめなければ、と気が急いでいたことは否めない。

 けど、夢を見たんだ。
 それは、とても恐ろしい夢に見えたけど、
 きみが居たんだ。

 だから、ぼくはきみが好きみたい。

くちばし。

2006年3月23日 一部。
 世の中を憎んで、
 関心のない振りで誤魔化して
 それで生きていければいいと、切実に思うのに。

化。

2006年3月21日 一部。
 自分の中の虫を宥めてやり過ごす。
 震えだしてしまいそうな感情を押さえ込む。

平行。

2006年3月20日 一部。
 生かされていると、
 生きてる意味を置き換えた。

 表情の変わる瞬間が好きで。
 翳った色を、とても綺麗と想った。

 君のことを思うだけで、
 とてもあたたかくて、幸せな気持ちになれるけど
 同時に、泣きたい衝動に駆られるんだ。

 君のことが好きなだけなのに、なんでだろうね。

猫の寒恋い。

2006年3月12日 一部。
 安定した人には不安定な、
 不安定な人には安定した関係を求める。

虹。

2006年3月11日 一部。
 脳裏に焼きついて消えない橋は、
 渡ることのできないものだと思っていた。

 幼い頃から私の中に在ったその橋は、
 失われることなんてないと思っていた。

 君がいなくなる。

 他愛ない一言が悪意に変わるのだと知った。

原理。

2006年3月9日 一部。
 きっと、いっだって等分。
 表面にどれだけ出るかだけで、
 好き嫌いのの感情は、何事にも等分なんだ。

ポラリス。

2006年2月23日 一部。
 約束を口に出せる人に焦がれた。
 平気で先を口にできることを羨んだ。
 貴方と居ていいのかと縋りたくなった。

届出のない、

2006年2月22日 一部。
 貴方は強さと脆さを抱えてる。
 貴方は弱さと激しさを隠してる。

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