秋の空。

2004年11月29日 日々。
 好きだったはずの人を
 嫌いになったらどうすればいい?

 嫌悪感でいっぱいになって
 話すのも見るのも嫌になって

 でも
 何も変わることはなくて
 口を引き結んで今までどおりに時間は過ぎる

 厭だと思うのに
 こっちの方が痛くて痛くて仕様がないのはなぜだろう
 涙が 溢れてくる。

ストッパー。

2004年11月28日 日々。
 好きだから
 嫌いじゃないから
 これ以上嫌いになりたくなくて
 意図的に感情のレベルを下げる

月夜。

2004年11月27日 日々。
 満月の夜に、
 久しぶりに星をみた。
 点々と散らばる、
 微かな光達は
 誰にも気付かれることなく、ひっそりと消えていく。

木漏れ日。

2004年11月6日 日々。
 触れようとしただけで
 流れ込んできた安堵は
 痛く冷え切ったわたしに
 あたたかいモノをあたえてくれた

優しい。

2004年10月24日 日々。
ひどい。ときみが言うたびに
ぼくは更に想うんです。

空虚。

2004年10月21日 日々。
なにも残っていないんだと、逝きついた末に愕然とした。
所詮、わたしにとって、全てその程度のものだという、事実が。現実が。

みがわり。

2004年10月19日 日々。
自然、速くなる呼吸を一度止めてから、
ゆっくりと息を吸って吐いて。
呼吸が速くならないように気をつけて。
この痛みをどうにかやり過ごす。

衝動。

2004年10月18日 日々。
大丈夫。大丈夫。
わたしはちゃんと笑えてる。
この感情はほんとだし、心から笑っている。
けど、なんでこんなにも痛いのだろう。
声が収まると同時に広がりはじめたこの痛みは。
いつになったら消えるだろう。

玩具。

2004年10月17日 日々。
どうして、どうして。
どうしてとってしまうの。
わたしのものなのに。
どうして、またとりあげるの。
なんで。
どうして。
わたしのなのに。
わたしだけのなのに。

懐中時計。

2004年10月15日 日々。
心臓と同じ位置で時を刻むそれは
あの人がいつも身に付けていた物。

裂傷。

2004年10月14日 日々。
傷ができた
できていたというか
気付かないうちに、どこかでつけてしまってきたようだ
いつもより酷い傷だ
長く真っ直ぐとつけられている
一部には血もでたようだ
もう固まっているけれど

擦ると、少しばかり痛い傷だ
爪を立てれば、出血をしていなかった場所も血が容易く出るだろう
折り曲げるたびに、痛みが走る

赤く、蚯蚓腫れのようなそこは
なんのために出来た傷でしょう

陽光。

2004年10月14日 日々。
時折覗く陽を
きみは恨めしそうに振り返る

空。

2004年10月6日 日々。
晴れ渡る空を見上げても
ただただ過去に縋りたくなるだけで
涙しか出てこないのです

凛々。

2004年10月4日 日々。
震えが とまりませんでした
心地の良い寒気と 鳥肌が立つ感覚が
とても、とても、、、

勝手。

2004年9月29日 日々。
きみの望みはなんなのでしょう。
ぼくにはそれが分からない。
人の機微など、もとから分かるようなやつではないですが。
きみの望むことを叶えたい。

けど、ぼくは大人でもなんでもないことを覚えて置いてください。
自分のことしか頭になく、身勝手で我侭で、そしてとても保身的で。

本音。

2004年9月27日 日々。
自分なりに、やっと整理ができた人に言えたところに
きみの欠片をみつけました
やっぱり僕は駄目なやつですね
また心が揺れました

1 2 3 4