雨雪。

2004年11月19日 雨降りの日。
 凍えるような寒さの中

 雪のほうが暖かいのではないかと、そんなことを考える

夢の手枕。

2004年11月18日 一部。
 忘れたい
 忘れたくない

 忘れていてほしい
 憶えていてほしい

散花。

2004年11月18日 雨降りの日。
 雨独特の匂いと
 この季節にいつも香る金木犀の匂いがする
 3日続いたこの雨で
 橙色の小花も殆どが落ちてしまっていた
 雨に濡れたアスファルトの上に散る金木犀は
 とても綺麗で
 遠くからずっと眺めていたいと想った。

ひめごと。

2004年11月17日 呟き。
 そっと手を伸ばすような優しさも
 辛い時や寂しい時にかける言葉もなにもないけど
 ただ
 ただ今が大切で
 きみのかけらをみるだけで
 とてもとても心が躍る

逃走劇。

2004年11月16日 過去。
 結局は、失敗だった
 また、状況は逆戻りで
 やはりあれは?逃げ?でしかなかったのだ
 分かっていたけれど
 分かっていたのに

逃走。

2004年11月15日 過去。
 きっとこれは?逃げ?なのだろう。
 けど、わたしは他に解決方法を知らない。
 押さえ込んで、閉じ込めて、見えないように隠して。自分にさえ嘘をつく。
 事実、成果はあったのだから。
 これでいい、とそう思うけど。

 浅墓な。

起動力。

2004年11月14日 一部。
 駄目だ駄目だ駄目だ  と

 そう想いながら

 心臓を掴んで

不動。

2004年11月13日 一部。
 悲しみと意識して
 痛んだのは最近で

通り道。

2004年11月12日 雨降りの日。
 目が覚めると、雨が止んでいた。

 朝から雨で、気温も低く、ただでさえ低血圧だというのに、
 さらに気分が急降下したわたしは、
 そのまま布団をかぶり、寝なおすことにきめたのだった。

 お昼すぎに目が覚めると、雨はもう止んでいて、
 わんさかと浮かぶ雲の何箇所もある隙間からくる光が、
 目が覚めたばかりの頭には、とても眩しかった。

恥さらし。

2004年11月11日 雑記。
テーマ、またもう一つ増やしました。
「過去。」です。
1年前くらいから、書き溜めているワードパッドがあるのですが、そこからひっぱりだしたもの、があたります。
大体、1ヶ月くらいたったものだったら、こっちに分類されるかもしれません。
…それも、私の気分なわけですが。

二車線。

2004年11月11日 呟き。
 伝えたいことや、言いたいことはもとよりだけど。
 話して、訊いてみたいことは、あまりないということに気付く。
 けれど、なんだか最近それが増えていって。
 きみに訊ねることもないままに、ぼくはそれを忘れていく。

きみはいう。

2004年11月10日 過去。
 いやだけど。
 もういやだけど。
 それでも、好きなんだ、と。
 自分でも分からない程に、ただ好きなのだ、と。

絆。

2004年11月9日 過去。
 約束でもないし
 信じろとも言わない
 けど 知っていてほしいから
 だからきみに伝えるんだ

迷い箸。

2004年11月8日 呟き。
 手を伸ばして 触れてみたいという衝動はあるけれど。
 臆病なぼくは
 伸ばしかけた手を
 きみに見つかる前に引っ込めてしまうんだ。
 拒否されたら否定されたらどうしようかと、そんなことばかりを考える。

 まだ、子供っぽい、興味の段階でしかないのかもしれない。

 断定は困難で、掴もうと手を伸ばすほどに遠くへと行ってしまう。
 運良く、腕の中に引き込めても、少しでも気を抜けば逃げてしまって。

 空っぽの心に住まう、この想いはなんなのかと、ずっとずっと問いかける。

木漏れ日。

2004年11月6日 日々。
 触れようとしただけで
 流れ込んできた安堵は
 痛く冷え切ったわたしに
 あたたかいモノをあたえてくれた

通話。

2004年11月5日 一部。
 あなたが電話を切った音を聞いてから、
 わたしは受話器を置きたいんです。

沁み。

2004年11月4日 一部。
 あなたを好きになって
 ?きらい?ということもあるのが?すき?なのだと知った。

 恋なのだと。

truth.

2004年11月4日 呟き。
 きみの?ほんとう?を知りたいけれど
 それを聴くには
 ぼくの心は汚いし重い。

価値。

2004年11月3日 一部。
 快楽を求めるだけならば
 ふたりである必要はない
 あなたである必要はない

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