こい。

2004年10月20日 呟き。
嫌がるだろうと
そう思いながら素知らぬふりをして
ぼくは口を開く

真実。

2004年10月18日 呟き。
分かっている。
どんな言葉を並べたところで、わたしに正当性なんかはなくて
ただの言い訳を並べているだけで。

けど、それでもわたしは言うことができなくて。
ずっとずっと、しまっておくんです。

潜在的願望。

2004年10月17日 呟き。
上手く伝えられないもどかしさに苛立ちながらも
はたと気付く
自分はそんなに言いたいのかと
誰かに知って欲しいのかと
そんなわけはないと
すぐさま首を横にふって
立ち止まって
来た道を戻る。

偽り。

2004年10月16日 呟き。
塗りたくれるだけ塗りたくって
被れるだけ被って

静。

2004年10月13日 呟き。
沈黙をくりかえし
わたしは悲しみを蓄積する

沈黙を守り
わたしは想いをとげる

かげる。

2004年10月12日 呟き。
きみに逢いたい。
逢えないと、全部、全部、消えてしまいそうで。
顔も声も言葉も雨も想いも、なにもかも。

疎通。

2004年10月10日 呟き。
開けかけた口が閉じるのを見る度に
またやってしまった と
口惜しく思う

にわか雨。

2004年10月9日 呟き。
別にあなたのことを欲しいと、思うわけではないのです。
それはほんとう。
手にいれて、傍に居て特になにがしたというわけじゃないの。
けど、あなたが、誰かと居るのは耐えられなくて、
それでも、わたしはなにかを望むわけではないのです。
とてもとてもイヤで、ただただ痛いだけ。
時々、この感情は、もしかしたら恋ではないのかもしれないと考えるけど、
それこそ、馬鹿らしく思えるのです。

あなたが、他の誰かと居る時は、
わたしは、何か他のものに意識を逸らそうとします。
たとえば本を読んだりテレビを見たり気に入ってるCDをかけたり。
けれどそれでも、意識はあまり逸れません。
あなたのことばかりが浮かびます。
本でもテレビでも音楽でも、あなたのかけらを探します。

誰か他の人に一時的に縋るのもいいと、思ったこともあったけれど。
わたしはそれは違うとおもって、結局はできませんでした。
これが、あなたのいうところのわたしの一途さですか。

中幕。

2004年10月8日 呟き。
ぼくがきみをすきだということは
きみにとってなんのいみもないことですか

虚勢。

2004年10月7日 呟き。
拳をつくり
爪をたて
意識を逸らそうとしても
痛みは鈍く響く。

一度顔を俯けて
底を睨み目を閉じる
深呼吸を一度だけ。
終いには顔を上げる。
これでいつものわたしに戻る。

枠。

2004年10月2日 呟き。
わたしは、あなたのことを好きなのではなくて。
あなたが好きなんでしょうね。

あさ。

2004年10月1日 呟き。
白い時のなか、あなたのことを想います。

ついそう。

2004年9月30日 呟き。
ずっと、追っていたい。
ただの憧れかもしれない。
けど、でも。
きっと、きっぱりと言われてしまえば、
わたしはもう追いかける気力など出ないでしょうね。
叶わないから追いかけているのに、
叶わないと分かると、わたしは足を止めてしまう。

くち。

2004年9月28日 呟き。
けれど、あなたはきっと永遠に、約束を守ることはしてくれないのでしょうね。

口。

2004年9月28日 呟き。
あなたと話したことも、
あなたとした些細な約束さえも、
覚えているわたしは馬鹿みたいで。
なぜって、あなたは忘れているのか知らないけれど、
約束をまた、口に出したりはしないでしょう。
けど、わたしは覚えています。
あなたが言うまで、わたしはその時まで忘れたていた風を装いますが、
わたしは覚えています。
けれど、あなたはきっと永遠に、約束をまた口に出してはくれないのでしょうね。

rainy day.

2004年9月26日 呟き。
雨がふる。
空から 上から
とめどなく。
まるで誰かの心の代わりに、
大粒の涙を零しているような。

こんな日は
あなたに逢いたいと想います。

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