感熱紙。

2004年12月20日 呟き。
 誰かに言った言葉そのものを忘れてしまうことはあるけれど
 その時の想いは、残ってる。

日記帳。

2004年12月19日 呟き。
 夢を見れたのはきみのおかげで
 眠りにつけたのはその手のおかげ。

 一生きみに逢うことがないのは
 赤い、赤い、本のおかげ。

水音。

2004年12月19日 呟き。
 ヘッドホンを耳に当てて
 聴こえてくる響きに耳を貸す
 そしてそのまま流されて。

沼。

2004年12月18日 呟き。
 沈む声に
 返事ができなくて
 やがて途絶えた。

 あの人が居なくても、
 それで何かが変わるわけでもなくて
 分かっていたけど、でも、

 わたしは?大切?の意味を問い続ける。

紙袋。

2004年12月16日 呟き。
 疲れた。
 もう、振り回されるのはいい加減勘弁。

ひっそりと。

2004年12月15日 呟き。
 心の整理ができました。

 忘れるわけじゃないし、
 消すわけでも、勿論消えるわけでもないけれど

 振り返っても
 囚われることはもう、ないでしょう。

教材。

2004年12月14日 呟き。
 泣くという行為は
 一番ストレートな感情表現。

命日。

2004年12月12日 呟き。
 寒い冬の夜に暖かな幸せが

避難場所。

2004年12月11日 呟き。
 理解を望んでいるわけじゃないから
 こんなにも幸せな気持ちでいっぱいになる

膨れっ面。

2004年12月10日 呟き。
 ?嫌い?じゃなくて?苦手?なんです。

 そうわざわざ言い換えるのは馬鹿々々しいから
 そのままだけど。

 はっきりと口にすることを恐れて
 いつも濁してばかり
 気付いてくれることを待つだけの、

雨色。

2004年12月5日 呟き。
 その色が
 きみの存在そのもので
 目に染みる。

やがて。

2004年12月4日 呟き。
 深く考えたら傷つくだけというのなら
 表面だけを掬い取っていけばいいのだろうか。

ペダル。

2004年12月4日 呟き。
 自転車で通り過ぎる時に、
 そこにきみが居ると知っているぼくは
 ちらと、きみの姿を確認してから
 反対の道から来た道に戻って
 また同じことを繰り返す。

風踊る。

2004年12月4日 呟き。
 言葉が空洞なんだと、空っぽなんだというけれど。
 言葉がじゃなくて、君自身がでしょう。

同化。

2004年12月3日 呟き。
 あなたと話している時は
 私の中にある黒いものもなりを潜めて
 まるで自分も同じであるように振舞えた。

貧乏性。

2004年12月3日 呟き。
 こんな考えを持つ自分が嫌で
 こんな思考回路を作ったの自分が嫌で
 この根源がなくなれば、少しは楽になれるかと思って捨てようとしたけれど
 捨てることさえできなくて。

 捨てることの出来ない自分も、
 それに対する考えも、
 こんなこと自体、全て考えてる自分が嫌で。

草の根。

2004年12月3日 呟き。
 何一つ言葉が出なくなったのはいつからだろうと考えると、
 それはあなたを知ってからだと行き着く。
 触れていいのか分からずに、かける言葉もなくただ何もないように其処に居るだけ。

向こう見ず。

2004年12月3日 呟き。
 気遣いなど皆無で、
 自分ことしかなくて、
 他人などどうでもいい。

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