ミット。

2004年12月3日 呟き。
 噛み合っていない、と
 そう痛感しながらもキャッチボールをしたままに時間は過ぎて。
 夕方になって、家に帰ったら最後、もう逢うことはない気がして。
 それはとても自然だけど、とても辛いと滲みる。

有刺鉄線。

2004年12月2日 呟き。
 線を引く
 というよりは
 ゴム段のゴムを張った感じ。

否定。

2004年12月2日 呟き。
 こんなことで痛むのはいやで。
 違うことだと、間違っていると、筋違いと分かっているから。
 けど、痛む自分も、こんなことを考える自分も。
 全部、全部厭で。

道。

2004年12月2日 呟き。
 考えて考えて、答えがでるならば。
 結果がどうであれ、答えがどうであれ、
 それでいいと想える。

膿。

2004年11月24日 呟き。
 雨の中で生きる魚は

 細々と降る中では元気に泳ぎ回り。
 どしゃぶりの雨の中では葉の下に隠れて雨宿りをする。

 空に生きる魚は

 鳥と同じようには飛べないけれど
 翼など動かさなくても息苦しくはない。

ブランコ。

2004年11月19日 呟き。
 噛み合っていないことは分かっているんだ。
 これからのことは全く分からないけど、
 現状のままなら一生このままなんだろうね。
 それでもいいと、少し思うし。
 それじゃ辛い、とも思うけど。
 多分ぼくは、周りが動かなければこのままだし。
 周りに変化があっても、このままかもしれない。

ひめごと。

2004年11月17日 呟き。
 そっと手を伸ばすような優しさも
 辛い時や寂しい時にかける言葉もなにもないけど
 ただ
 ただ今が大切で
 きみのかけらをみるだけで
 とてもとても心が躍る

二車線。

2004年11月11日 呟き。
 伝えたいことや、言いたいことはもとよりだけど。
 話して、訊いてみたいことは、あまりないということに気付く。
 けれど、なんだか最近それが増えていって。
 きみに訊ねることもないままに、ぼくはそれを忘れていく。

迷い箸。

2004年11月8日 呟き。
 手を伸ばして 触れてみたいという衝動はあるけれど。
 臆病なぼくは
 伸ばしかけた手を
 きみに見つかる前に引っ込めてしまうんだ。
 拒否されたら否定されたらどうしようかと、そんなことばかりを考える。

 まだ、子供っぽい、興味の段階でしかないのかもしれない。

 断定は困難で、掴もうと手を伸ばすほどに遠くへと行ってしまう。
 運良く、腕の中に引き込めても、少しでも気を抜けば逃げてしまって。

 空っぽの心に住まう、この想いはなんなのかと、ずっとずっと問いかける。

truth.

2004年11月4日 呟き。
 きみの?ほんとう?を知りたいけれど
 それを聴くには
 ぼくの心は汚いし重い。

定期便。

2004年10月31日 呟き。
 しまいこんだままの
 吐き出されることのない想いは
 錆びてしまうから
 時々、日の当たるところにだしましょう?

揺るぐ。

2004年10月30日 呟き。
 悲しみと感じたあと絶望を悲観する

夜道。

2004年10月29日 呟き。
こけたことも忘れて
いきなり飛び込んできた
空に
釘付けになった

終焉。

2004年10月28日 呟き。
 刻々と、時が迫り

 あともうすこし...

世界。

2004年10月27日 呟き。
鳥が飛び立つ

狭い籠から抜け出して
決して自由とはいえない空へ

無題。

2004年10月25日 呟き。
脳が笑おうとして笑うように
涙も、同じように機械的なものなんでしょうか。

泣いてる自分を酷く嫌ったのは、涙を流そうと、泣いているからかもしれない。

この醜悪な感情はとても重く。
深く、深く、沈んでしまいそうになる。
前は、前までは、そんなことは思ってなどいなかったはずなのに。
あの短期間で、確かにあなたに対する感情に変化があったんです。
それは確かなんです。
これがたとえ、恋じゃないとしても。
それでも、わたしは。

体温。

2004年10月22日 呟き。
掌を合わせて
大きさを比べて
そんなことを幸せと、

せつなる決意。

2004年10月22日 呟き。
他意も悪意もないのだと思う。
もしかしたら、何もないかもしれない。
けれど、わたしの中であなたの一言は、深く深く奥底へと沈んでいく。

だから、今日、隠し通そうと、決めました。
あなたには、もう知られていることですが、二度と口に出したりはしません。

永遠に開かない蓋をすることはとても難しいですが、せめて鍵をかけたいんです。
できるだけ頑丈な鍵を。
この想いに。

それが、楽な方法かと考え着いたんです。
とてもとても重くて辛いことだけど、とてもとても楽なことだとも思うんです。

想いが口を出そうになったら、爪を立てて。
衝動が行動に出てしまいそうになったら、手と足を切り落としてでも、わたしは...

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