無垢。

2005年3月19日 呟き。
 頭の良い人は好き。
 頭が悪い人や弱い人が嫌いなわけじゃないけれど。
 話を聞くだけで、傍から見てるだけで楽しいから好き。

一拍。

2005年3月18日 呟き。
 虚実や嘘ではないけれど、
 決して本当でもない。

鹿爪。

2005年3月17日 呟き。
 想うことが出来るというのは、
 実はとても幸せなことなんだろう。

地底。

2005年3月16日 呟き。
 珍しいことだ、と自分でさえ思うのだから、
 他人には一体どう見えているのだろう。

神騎。

2005年3月14日 呟き。
 苦笑と怒りの差はなんだろう。
 神聖化でもしているのだろうか。

駆ける。

2005年3月12日 呟き。
 著しく停滞する脳と一緒に、
 時間が止まるように生きる少女。

補給源。

2005年3月9日 呟き。
 苦笑しか浮かばない程に。
 反論する気も起きないくらい、強い意志を聞きたいのだろう。
 そうすれば動く必要がなくなる。

油彩。

2005年3月8日 呟き。
 夜の闇は明るいから、
 重い、重い黒を塗れるだけ塗りたくって、
 沈めるだけ沈める、深い闇を
 誰か用意してくれないものか。

陽だまり。

2005年3月7日 呟き。
 君の望むことをしよう。
 浮かんだままに口に出して?
 僕はその通りに行動するから。
 だから、ねぇ。お願いだよ。

知性の愚鈍。

2005年3月3日 呟き。
 自分の醜い部分は嫌悪に値するけれど、
 酷いであろう部分は笑ってしまうくらい好きなんだ。

瀋陽。

2005年2月27日 呟き。
 いつも、いつも、恋する人は何か意見を持った人だった。
 けれど、その内容は厭わないというのだから始末が悪い。

貸金庫。

2005年2月26日 呟き。
 結局は、信じてくれてなかった。

 信用されてるなんて、思ってなかったけど
 悲しむのは自由でしょう?

人形芝居。

2005年2月25日 呟き。
 ずっと一人に恋をする。
 きっと一人で恋をする。

 文字があって
 言葉があって
 それをはめる枠がある。
 一つ一つを色分けするように、
 これはこうと、識別するんでしょう。

自然死。

2005年2月23日 呟き。
 何も考えることなく、生きることができたなら。
 それは、やっぱり不幸せだとは思うけれど。
 幸せだと、そう思うから。

削り刀。

2005年2月21日 呟き。
 好きと言われても、
 頭の中じゃ、全然別のことを考えていた。
 信じていない、という話ではなくて。
 信じる、信じないを考える以前の人だった。

刻印。

2005年2月20日 呟き。
 人差し指が千切れても、
 約束は違えないし、
 誓いは消えない。

真綿。

2005年2月14日 呟き。
 想いを口にしてくれる人が好きだ。
 例えどんな大嘘吐きでも、紡いでくれる人が好きだった。

 きっと、自分にないものに惹かれるのだろう、と。

余罪。

2005年2月12日 呟き。
 大罪を犯したという自覚もないままに、時は止まる。

重力。

2005年2月10日 呟き。
 空に向かって突上げた拳と
 地面に落とした腕。

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