泡。

2005年1月8日 呟き。
 醒めた夢はもう二度とみることはできなくて
 また新しい夢をきみと追う気力など僕にはない。

24時。

2005年1月7日 呟き。
 瞬きを一つ、するように
 車線変更すれば
 簡単に感情を入れ変えることが出来て
 泣くことも出来るから。

包装用用紙。

2005年1月7日 呟き。
 それとない終わりを匂わせながら
 飴玉をひとつと置いていく。

白の門出。

2005年1月6日 呟き。
 あなたはもう、過去の人。

結晶化。

2005年1月6日 呟き。
 想いというものは変わるもので
 この世に永遠なものなんてなく、
 その存在は変わっていく。
 たとえその変化がどういうものであっても、
 わたしは凍結を望む。

季節柄。

2005年1月5日 呟き。
 決して、何もないということはないはずだけど
 だったらこの空虚さ何だということで。
 肩が重いということは、意識しなければ気づきもないし。
 腰の痛みも立ち上がらなければ、思い出しもしない。
 寒さのせいだというのならそれでよくて。
 何でもいいから、理由を付けて解決したつもりになって、
 早く、早く自由になりたい。

毛糸巻き。

2005年1月5日 呟き。
 無気力と現すと言い過ぎのような気もして。
 人と話すのが面倒だというわけでもない。
 なんとなく、ただそれだけ。
 簡単な理由だからこそ複雑で。
 大雑把だから後で困る。
 そんなこと分かっているけど、
 やっぱりなんだか駄目なんだから駄目なんだよ。

執行人b。

2005年1月4日 呟き。
 過ぎ行くものに追い縋ることが罪ならば
 あなたに人を裁く権利はないんですね。

穴。

2005年1月3日 呟き。
 不器用な僕たちは
 ただただ螺旋が回り終わるのを待って
 踊り続けるしかない。

歪の王。

2005年1月2日 呟き。
 わたしの中で
 彼は必要ではなくなった
 特に何もなかったのだし、言わなかったのもあなたなのだから
 わたしから何も言うことはないでしょう?
 好き嫌いの言葉さえ。

ずぼら。

2005年1月2日 呟き。
 知って欲しいという汚い欲は全面に。
 伝えたいという意思は希薄に。

疏雨。

2005年1月1日 呟き。
 気を抜けば泣いてしまいそうで
 唯一の、この場所だけは失いたくないから、
 泣くことはしない。

口呼吸。

2005年1月1日 呟き。
 ああそうか。
 この状態は、どこにも行けないんだな。
 動けなくて、何をしたらいいか分からなくて、
 何をしてもいいのか分からなくて、
 息が苦しい。

ワルツ。

2004年12月30日 呟き。
 今になって泣きそうだなんて
 テンポがずれてる僕たちにはちょうどいいのかな。

飛行機雲。

2004年12月30日 呟き。
 空の境界を忌むことができたのなら
 どんなにいいだろう。

雪華。

2004年12月30日 呟き。
 踏まれて、黒くなって、穢れてしまうなら
 わたしは儚くも地上に降りる前に消えてしまう方がいい。

跳躍力。

2004年12月30日 呟き。
 飛び越えることができず
 ただただ、そこにある?もの?を見つめたまま。

仮面。

2004年12月29日 呟き。
 好意を装うのは簡単だけど
 嫌いという感情をありもしないのに捏造するにはコツがいる。

 好きじゃない
 その一言を告げるだけで
 どんな反応が返るだろうと思い浮かべると
 とても楽しくて。

ひもねす。

2004年12月28日 呟き。
 沈むことのない想いを背に
 あなたと共に居たいと思う。

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