呪。

2005年2月9日 呟き。
 朝は痛いけど、夜は優しい。

不燃ゴミ。

2005年2月7日 呟き。
 逢いたいと、願う気持ちさえ
 ほんとうかどうかなんて、分からなくなる。

 仮面をとるなんて出来ないから、
 誰かの皮を被りながら、
 嫌いな自分を演じる。

花冠。

2005年2月5日 呟き。
 爪先で踊る、
 龍の花嫁。

昆虫。

2005年2月4日 呟き。
 また距離を間違えたのだろうか、
 それとも優先順位が変わっただけだと?
 下落していくものを見るのは、とても楽しいだろうけど
 あまりいい気分になれないのは何故だろうね。

配合。

2005年1月29日 呟き。
 たくさん言う「ありがとう」の中に
 「ごめんなさい」が混じっていることを
 わたしは知っている。

白雪。

2005年1月27日 呟き。
 雨とか雪がが降ってきたら立ち止まる人とか。
 きっと、気になって。
 好きになるんだろうね。

虫。

2005年1月25日 呟き。
 何か、言葉をかけたいのだけど
 なんて、とか。
 どんな、とか。
 そんなことばかりしか浮かばないし、
 きみはいない。

砂袋。

2005年1月22日 呟き。
 限りがあるというのなら、
 少しずつ少しずつ、この幸せを楽しんだっていいでしょう?

無色。

2005年1月20日 呟き。
 酷薄な笑みを浮かべ、
 切り捨てることのできる人間になりたいと。
 特別なんて作らず、大切なんて抱きもせずに

コンパス。

2005年1月18日 呟き。
 地面から遠く離れた白、
 浮遊する感覚すらなく、
 地球と等しく自転して、
 歩くべき方向を知っている。

点。

2005年1月17日 呟き。
 距離がゼロの相手なんて居ない
 今現在の距離を測ろうと考えたこともないけれど、
 ちょうどいい、わけじゃないでしょうね。

頓挫。

2005年1月16日 呟き。
 会いたいのだけど、
 話したいのだけど、
 でも、なぜだか、こう、なんというか。
 出来ることが少なくて。
 少しずつ、少しずつ、耽っていくようで?

査定。

2005年1月16日 呟き。
 わたしが発した言葉は
 真意の何分の一だろう?
 伝え切れなかったもの、
 意図的に隠したもの。
 喋る言葉は、いつも途中までしかないような気さえする。
 それでもどうにか伝えようと足掻くのだけど、
 意味があるのかなんて分からないままに。

海色。

2005年1月15日 呟き。
 この先、あの人以上のものに出逢うとも思えない。
 今だって、あの人はわたしの隣に居るし、
 たとえ時がきて、居なくなってしまっても
 あの人に代わる者などないだろう。

再生紙。

2005年1月14日 呟き。
 傷ついてるわけじゃないのに、
 痛もうとする自分がいやだったから
 心に蓋をした。

ゴーカート。

2005年1月11日 呟き。
 自意識過剰に自信過剰。
 同属嫌悪症に不眠症。
 偏頭痛に悩まされながら、ただただ同じサイクルの中で生きる。

 嵌められた枠の中だけで許された自由とは
 篭の中にいるのと何が違わないというのだろう。

逆光。

2005年1月10日 呟き。
 今はまだ分からないけど、
 この先、いつか、わたしの中で答えが出たら
 それをあなたに伝えたい。
 ただただ言いたいだけで、
 子供のように結果報告を勇むようなものだけど。
 伝えることで、一つ、何か動くような想いであればと思います。

 子供のように強請る。
 絶対がいいと。
 安堵が欲しいと。
 揺るぐことのないものを抱きたいと。

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