消えてなくなるその前に、
2005年6月2日 雨降りの日。 何度目かの言葉は、思いの外痛くて。
貴方にも、そう、思われているだろうとは思ってたけど、
それでも、言葉にして言われると、世界に闇が落ちてきた。
貴方にも、そう、思われているだろうとは思ってたけど、
それでも、言葉にして言われると、世界に闇が落ちてきた。
あまり逢うことのない人に一日で何人もと遭遇すると、
死期が近いのかと考える。
そんな都合のいいことがあるはずもなく、馬鹿げたことだけれど
はっきりとしない空模様は、私に答えを恵んではくれないから。
死期が近いのかと考える。
そんな都合のいいことがあるはずもなく、馬鹿げたことだけれど
はっきりとしない空模様は、私に答えを恵んではくれないから。
あなたは、会話が必要と思ったのか、
話を振ってくれていたのに、素っ気なくてごめんなさい。
何の感情も浮かばない程に、心が揺れていたの。
**
もう、二度と会いたくはなかったのに。
よりによって、こんな天気の日に、
会うなんて思ってもみなかった。
話を振ってくれていたのに、素っ気なくてごめんなさい。
何の感情も浮かばない程に、心が揺れていたの。
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もう、二度と会いたくはなかったのに。
よりによって、こんな天気の日に、
会うなんて思ってもみなかった。
冷たい雨や風は、
足と手を、間接から削ぎ落としそうで
そうしたら、もう、あなたのもとへ行けないな、と思って、
もう一度抱いてほしかったなぁ と思った。
足と手を、間接から削ぎ落としそうで
そうしたら、もう、あなたのもとへ行けないな、と思って、
もう一度抱いてほしかったなぁ と思った。