今この状況も、立ち止まっているように感じられる。
 足を動かして、進んでいるつもりでも、実際は1歩だって前になんか行かない。
 足踏みさえしてなくて、棒立ちになってるだけなんだ。
 こわくてこわくて、どうしようもなくなってしまうよ。

人種。

2006年3月30日 呟き。
 記憶にある限りだと、
 世界はいつも色に満ちていた。

白線。

2006年3月29日 一部。
 逃避から一歩外れただけで、
 こんなにも世界が変わってしまう。

 どうしようもなく哀しくて、
 どうしようもなく馬鹿馬鹿しくて、
 途方も無く孤独を感じた。

限界量。

2006年3月28日 呟き。
 「押えきれない激情」というものを、
 押し殺しているというものが、
 何を考えて、何を過ごして、何を生きているというのか、
 わたしは知らない。

傍に在る手。

2006年3月27日 呟き。
 優しい人は、可哀想な人。
 可哀想な人は、大事ではない人。

未明。

2006年3月26日 呟き。
 弱っている時に、涙が溢れるのはとても簡単で、
 少し、刺激が与えられるだけで浮かんでくる。
 初めは少しでも、すぐに止まらなくてなって
 まともに水分をとってない喉からは掠れた声がでるだけ、

 泣きたくなると、死にたくなった。

白題。

2006年3月25日 一部。
 声色の隅。

幸せの具現。

2006年3月24日 一部。
 確かめなければ、と気が急いでいたことは否めない。

 けど、夢を見たんだ。
 それは、とても恐ろしい夢に見えたけど、
 きみが居たんだ。

 だから、ぼくはきみが好きみたい。

くちばし。

2006年3月23日 一部。
 世の中を憎んで、
 関心のない振りで誤魔化して
 それで生きていければいいと、切実に思うのに。

 落ちてくる雨を掴もうとした。

  今僕等 「受け取るべき色は何?」

  人はきっと愛した人傷付ける度 心を蒼く染め上げて
  触れた瞬間に全て紅く染まるでしょう

  人はきっと愛した人傷付ける為 生まれてきたんでしょう
  壊した瞬間に何もかもが闇に染まるでしょう
  繊細な色使いのこの世界じゃ
  結局混ざり合った先の色は黒になってしまうのかな

 モノクロカプセル/surface

化。

2006年3月21日 一部。
 自分の中の虫を宥めてやり過ごす。
 震えだしてしまいそうな感情を押さえ込む。

平行。

2006年3月20日 一部。
 生かされていると、
 生きてる意味を置き換えた。

 表情の変わる瞬間が好きで。
 翳った色を、とても綺麗と想った。

薄。

2006年3月18日 雨降りの日。
 切り捨てることは叶わない。
 遮ることなど出来る筈もない。
 他でもない君だから、
 誰でもないあなただから。

 いなくなるべきは僕だろう。

雑踏。

2006年3月17日 雨降りの日。
 通り過ぎることも出来ず。
 立ち止まることだって憚られた。

 忘れたはずのあなたを追い越すことが、どうしてもできなかった。

意識。

2006年3月16日 雨降りの日。
 差した傘は、とても手に重かった。

 あなたに逢いたいと、
 あなたに逢えたらと、
 真っ白なキャンパスに願った。

白い日。

2006年3月14日 日々。
 ありがとうをその手に、

 君のことを思うだけで、
 とてもあたたかくて、幸せな気持ちになれるけど
 同時に、泣きたい衝動に駆られるんだ。

 君のことが好きなだけなのに、なんでだろうね。

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