止め具。

2005年12月27日 一部。
 忘れようと思って、目を閉じた。
 浮かぶのはきみばかりで、
 忘れることを、忘れるために思い出すなんて
 馬鹿だと気付くのに大分かかった。

祝礼。

2005年12月26日 一部。
 て、を。
 選びとっていくんでしょう。

等値。

2005年12月25日 過去。
 「好きになるのは、見返りが欲しいから」
 それは違う。

 一緒に居るのは、見返りが欲しいからかもしれない。
 けど、好きになったことは違うでしょう

メビウス。

2005年12月24日 一部。
 汚い部分を抱き込んでまで、
 好きだなんて言えなかった。

立ち止まり。

2005年12月23日 呟き。
 考えることを止めたい。

偏差値、半。

2005年12月22日 一部。
 "好きな人"は少なくて、
 "嫌いな人"は極端に少ない。

家路、延々。

2005年12月21日 呟き。
 あいにゆくと言ったけれど、
 あなたはいつまでも来なかったので、
 私は只々寂しいのです。

破片の熔解。

2005年12月20日 一部。
 ビー玉を投げ割って、海に撒こう。

ホリデー。

2005年12月19日 呟き。
 好きを形にして、
 箱に詰め込もう。

不可侵の空。

2005年12月18日 一部。
 知らない、ということは怖いこと。
 視えない、ということは恐ろしいこと。

 届かない、ということは耐え難く、偲び難いこと。

瞬間。

2005年12月17日 呟き。
 空を掴んだ。

 気持ちばかりを、
 慮ったつもりはないのに、

 信じることなどしないから、
 どうぞ、愛を吐かないで。

青色の夕。

2005年12月14日 過去。
 足枷はとても窮屈。

星空の陽。

2005年12月13日 一部。
 畏怖の象徴であるかのように、
 愛しさばかりが募った。

柵。

2005年12月12日 呟き。
 なにがいけないというの。
 道徳とか、そんな目にも見えなくて不確かなものに
 どうして従わなければならないの。

軋轢。

2005年12月11日 過去。
 ひっかいて、ひっかいて
 目的は傷を作るためじゃなくて、
 すり減らすこと。

長。

2005年12月10日 過去。
 意味があればいいという問題ではないでしょう?
 理由あれば罪が許されるわけではないのだから。
 逆賊は死刑で、執行人は死罪。

一歩、遠く。

2005年12月9日 呟き。
 眼前に横たわる、記憶違いの人。

緩やかに。

2005年12月8日 一部。
 息を止めて。
 呼吸する間さえ惜しんで口付けを交わそう。

< 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 >