猫の寒恋い。

2006年3月12日 一部。
 安定した人には不安定な、
 不安定な人には安定した関係を求める。

虹。

2006年3月11日 一部。
 脳裏に焼きついて消えない橋は、
 渡ることのできないものだと思っていた。

 幼い頃から私の中に在ったその橋は、
 失われることなんてないと思っていた。

 君がいなくなる。

 他愛ない一言が悪意に変わるのだと知った。

原理。

2006年3月9日 一部。
 きっと、いっだって等分。
 表面にどれだけ出るかだけで、
 好き嫌いのの感情は、何事にも等分なんだ。

謂。

2006年3月8日 呟き。
 さらけ出して、他人に慰めを求める人が居て。
 堅く殻に閉じ込めて一人で立つ人が居て。

 どちらが、というわけじゃなくて。

影略。

2006年3月7日 呟き。
 ごめんねをいつも言おうとするんだけど、
 どうしても言えなくてごめんなさい。

雀。

2006年3月6日 呟き。
 失いたくなかったから、
 突き放して離れていったあとに
 当たり前だと言えるようにした。

  また少しだけ君のこと
  無断で好きになったけど

 さよならありがと/一青窈

 空の色さえ変わらないでいてくれたら。

失速。

2006年3月4日 呟き。
 曖昧な態度を続けているから、
 いつまで経っても満足を得られなくて、
 消化不良に自己嫌悪。

禁止事項。

2006年3月3日 呟き。
 何もかもから、逃げてしまおうと、想った。
 そうすれば、誰かが困ることもなくなるのだし、
 僕がいないほうがいいんだろうなと、思ったんだ。

 少なくとも、僕にとっては、それが救い。

隅の塔。

2006年3月2日 呟き。
 空を愛おしんで
 あなたの色を探して
 私の居場所はどこにもなくて
 空にもあなたにも逃げられなくて

 君の背中を見ていると、
 どうしても我慢できなくなるんです。

閲。

2006年3月1日 日々。
 有りもしないことを指摘された時の嬉しさ。

角砂糖の城。

2006年2月28日 呟き。
 弱くなった心に、
 優しさばかりが積もるから、私はまた弱くなる。

一瞬の邂逅。

2006年2月27日 日々。
 日常は何も変わらず過ぎていく。
 私の歩幅に関係なく、時の速度は変わらない。
 横を過ぎる自転車も、途切れることなく動く車も。
 私とは、何もかも切り離されたもののよう、

 消えそうになる痛みが苦しかった。
 さよならなんて言えるわけがない、

 喜べないから泣きたいと思った。

 言い訳がましいと言われても、
 ただ、外へ出る理由が欲しかっただけ。

ヘーニル。

2006年2月24日 呟き。
 本質を暴きたいというのは欲でしょう。

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 本能とも思うけど。
 好意より、それから動く私はなんなのでしょうね。

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