足元を見る勇気もなかった。

 死ぬ間際まで祈ったことは、
 どうか無事にと、それだけで。

石畳。

2005年5月27日 呟き。
 何か言った方がいいのか、何も言わない方がいいのか、
 いつも迷って、結局何も出てこなくて、貴方を怒らせてばかりで。
 どうしたら、気に障らずに済むんだろう。
 貴方が私の事で楽しんでくれるだろう。

憶。

2005年5月26日 呟き。
 よぎるものがあった。
 だから恋した。

 傘がないから、
 ただそれだけのはずだったのに。
 きみとはこんなにも長く一緒にいる。

 白く曇った窓が、
 心に沁みて、暖かくも痛い、冬を思い出させる。

急く。

2005年5月23日 雨降りの日。
 強烈な、雨の臭いと煙草の匂いが。

補給源。

2005年5月22日 呟き。
 優しい人じゃだめなの。
 痛みを与えてくれる人じゃなきゃ。

息をとめて。

2005年5月21日 呟き。
 流れるように、過ぎるようにというのなら、
 じっと耐えて、経つのを待とう。
 自分で動くことをしないなら、あとで言い訳も効くでしょう。

鈴虫。

2005年5月20日 呟き。
 好きになったのは私なのだから。
 貴方になにかを押しつけるつもりはないんだ。
 返ってくることのなかった想いに、罪はないのだから。

紀元。

2005年5月20日 日々。
 嬉しかった。
 何もかもが元どおりになったみたいで。
 だから、もうあんなのは嫌だから、貴方に嫌われないように、
 二度と同じ事を繰り返さないために。

飢え。

2005年5月19日 日々。
 終わりが見えないものだから、
 唐突に終わるかもしれないし、あと百年続くかもしれない。
 終着を知らない道にいつまでも立っていなければならないなんて、
 押しつぶされてしまいそうだ。

蟻の巣。

2005年5月19日 呟き。
 痛くて、痛くて。
 涙を我慢できたのが、不思議なほどで、心が壊れてしまったと思ったの。

 好きだから、傍にいたくて、
 好かれたいから、離れてみたり、
 貴方に嫌われることばかりですね。

 涙を後押しするように雨が降る。
 誰も、泣きたいなんて言ってないのに。

告白。

2005年5月17日 一部。
 恋だと決めたのは、あなたが初めて。

電波良好。

2005年5月17日 日々。
 泣いてしまうほどに嬉しくて、にやけてくる程悲しくて。
 たった一通の短い、気遣いのメールが。

葉脈。

2005年5月15日 呟き。
 無限ではなく有限だから。
 質量が限られているから、
 輪廻転生なんてものがあるんでしょう?

挿話。

2005年5月13日 一部。
 分かりにくい。

 だから好きなの。

 嫌な趣味。

微量。

2005年5月12日 雨降りの日。
 有難いと、感じることは稀だけども。
 色が変わるように、はっきりとした変化があるわけでもないけど。
 貴方を想い出すにはちょうどいい。

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